何らかの回路を組む場合、マイコンをよく使う方は定番のマイコンチップ、定番の電源回路、定番のコネクタがあると思います。それらの定番を基板にしたのがマイコン基板であり、世間的にはArduinoやMbed基板があります。それぞれに使い勝手やドキュメントの豊富さ、長期供給、開発環境の作りやすさなどの点でメリットデメリットがあります。
筆者は色々な点で総合的にPICマイコンが合っていると判断し、様々な開発で使用してきました。これはあくまで個人的な意見でこれが最善という事ではありません。得意とするPIC16Fや18FといったマイコンではUSBメモリやLANポートも使うには非力でそれらを使うには別途基板が必要になったりします。逆にモジュールがあれば非力でも結構使えるという事もあります。例えばRFIDタグ用機器は無線技術も必要となりますがこのPicマイコンと組み合わせることで設計製作した実績があります。
そしてその基盤にコネクタを付け、いつも使っているスイッチやディスプレイを接続することでユニット化までを定番としています。
何かを作るときとりあえずこれで作ってみていらないものは省いて必要なものは追加します。
もちろんソフトウェアも定番ソフトがあり、常に生産性は追及しています。
そしてそれらの回路図もプログラムソースも公開しています。
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